virtualboxにubuntuをインストールしてファイルを共有するまでの手順です。
若干わかりにくいところがあったのでメモしておきます。
■必要なファイル
VirtualBox-4.2.0-80737-Win.exe (その時最新のものを)
ubuntu-ja-12.04-desktop-i386-vhd.zip (その時最新のものを)
■準備
ubuntu-ja-12.04-desktop-i386-vhd.zipを解凍しておく。
■手順
まずは以下の手順で「VirtualBox-4.2.0-80737-Win.exe」をインストールします。
※画像はver4.1.22のものですが、4.2.0でも手順は一緒で全て「Next」か「Yes」でインストール完了まで進みます。
これでインストール完了です。
「Finish」をクリックし、ubuntuのインストールを始めます。
この画面が表示されたら「新規」をクリック。
以下の様に選択し、「次へ」をクリック。
名前:適当に
タイプ:Linux
バージョン:Ubuntu
メモリーの容量について、インストールするPCのメモリを共有して使います。
そのため、全て使ってしまうとPCが動作しなくなります。
2GB(2048MB)もあれば十分だと思いますが、私はG580に4GBのメモリーを増設したので、3GBほど割り振りました。
後でも変更できるので、2GB程度でメモリ不足と感じたら増やしても問題は無いと思います。
すでにある仮想ハードドライブファイルを使用するを選択し、先ほど解凍した「ubuntu-ja-12.04-desktop-i386.vhd」を選択し「作成」をクリックします。
以下の画面になったら、起動前に各種設定を行います。
設定をクリックし、一般タブの高度の「クリップボードの共有」を双方向に設定する。
共有フォルダーをクリックし、共有したいフォルダを選択し、自動マウントにチェックする。
起動ボタンで起動する。
(インストール完了まで少し待つ)
日本語を選択する。
住んでいる地域を選ぶ。
キーボードレイアウトを選択する。
試しに入力することも出来ます。
名前などを入れる。
※パスワードは頻繁に入力するので忘れないように。
インストール完了まで待ちます。(数分程度)
起動したら、デバイス→「Guest Additionsのインストール」をクリックします。
「実行する」をクリック。
ディスクが見使わない場合は /Program Files/Oracle/VirtualBox/VBoxGuestAdditions.iso にあるはずです。
先ほど入力したパスワードを入力して「認証する」をクリックし、インストールが完了するまで待つ。
起動したら、左上の「Dashホーム」をクリックし、「端末」が表示されたらドラックして左のバーに登録しておく。(taと入れても検索できる)
ホームフォルダーを開き、右クリックして「share」フォルダを作る。
端末を起動し、以下の順にコマンドを打つ。
$ sudo -s (パスワードを聞かれます)
# mount -t vboxsf share /home/toshi/share
このtoshiの部分は各ユーザー名に置き換えてください。
ここで、windows上のshareフォルダがubuntu上のshareフォルダと同期されるはずです。
windows上でテキストファイルか何かを入れてみて、ubuntu上のshareフォルダにも同じファイルが自動的に表示されるか確認してください。
このままでは再起動すると再度上記フォルダのマウントが必要になるので、端末で以下の処理を行います。
まずはこのコマンドを打ちます。
# vi /etc/rc.local
カーソルを「exit 0」の前まで動かして、「a」で入力モードにする。
以下をコピペ
mount -t vboxsf share /home/toshi/share
このtoshiの部分は各ユーザー名に置き換えてください。
入力が終わったら、「Esc」を数回押し、「Shift」+「Z」「Z」で上書き保存して作業が完了です。
※入力など間違えた場合はEsc連打後に「:q!」でEnterしてください。「Shift」+「Z」「Z」で上書き保存してしまうと起動しなくなる可能性があります。
これで再起動して、コピー&ペースト及びファイルの共有が出来ていれば、作業は完了です。
再起動は右上のユーザー名右のアイコンから出来ます。
×ボタンで強制終了するとトラブルの原因になりますのでご注意ください。
なお、処理中に気づきましたが、ネットワーク内のNASをubuntuが認識していました。
そのため、NASがあればファイルの共有はあまり意味ないかもです。
お疲れ様でした。
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