前回の投稿でXperia Tablet Z SO-03Eのroot化について書きましたが、root後に色々いじっていると文鎮化する可能性が高くなります。
この端末ではありませんが、私も何度も文鎮を作り、初期ロムを焼きなおしたりCWMから復元させた記憶がありますが、文鎮化する直前まで使用していたアプリやデータなど、復旧方法によっては消えてなくなってしまいます。
この端末の場合、SEUSという非常に強力なツールがあり、よほどの事をしなければ完全文鎮にはならないと思いますが、SEUSを使うと全てのデータが初期化されてしまいます。
そこで、前々回の方法でftfファイルを作っておくと、ユーザーデータを消去しないで復旧させられる可能性が出てきます。
今回はroot化済みのXperia Tablet Z SO-03Eのframework-res.apkを消して文鎮化させ、そこからFlashToolでftfを焼いて起動させるということをしてみようと思います。
※root後にframework-res.apkをいじる機会が多いと思うのであえて選んでみましたが、とても危険なことなので絶対に真似しないでくださいね。
■Xperia Tablet Z SO-03E 文鎮からの復旧手順
FlashToolを起動し、雷マークをクリックしFlashmodeを選択する。
以前の記事で作成したファイルを選択し、Wipeの「DATE」と「APPSLOG」のチェックをはずす。
Flashをクリックし、画面にしたがってSO-03EのボリュームDOWNを押しながらPCとUSB接続する。
Flashing Finished表示されるまで待ち、USBケーブルを抜いて電源を入れれば復旧してるはず。
(およそ3分ほどで終わりました)
保存しておいたファイルやアプリを残したまま起動することができました。
なお、systemファイルの上書きによってroot権はなくなっていますので、再度root化する必要があります。
※ちなみに、framework-res.apkを消したらSONYロゴのループ状態になりました。PCと接続するタイミングもシビアで、「やんなきゃ良かった」と本当に後悔しましたので、絶対まねしないでくださいね。
また、この方法でftfをフラッシュしても起動しない場合、SEUSを使うことでデータは消えますが復旧できる可能性があります。
復旧方法はこちらからご確認ください。
さて、これで文鎮からの復旧手段も確立できたので、安心して色々いじれそうです。
次はクアッドコアの方のGalaxy S3αについて調べて書こうと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿