Galaxy Note SC-05D ホームボタンを使わなければバッテリー消費を抑えられる？

ICSにアップデートしたGalaxy Note SC-05Dが画面OFFで1時間に5％もバッテリーを消費していたので調べてみました。

結果、アプリ使用後にHOMEボタンを押してホームに戻っていることが原因だったようです。

まずはBattery Mixでバッテリー消費を確認したところ、画面OFF時は多くても時間あたり2.5％の消費がだった状態が、以下の時間帯では5％程減っていました。

普段の減り：18時～22時、23時～03時

異常な減り：05時～09時

グラフの傾斜も明らかに異なっています。



アプリごとの消費グラフを表示したところ、バッテリー大量消費しているアプリを発見。

私は標準のブラウザでページ内検索ができないのでGoogle chromeを使用していますが、画面OFFで使用していない間も動き続け、バッテリーを消費し続けています。

chromeを使わないという選択肢もありますが、ページ内検索ができない標準のブラウザが使えない以上、ブックマークの同期とか考えると選択肢があまりない気がします。

ここで、標準でインストールされているアプリの「タスクマネージャー」のヘルプに何か書いてあったことを思い出し、確認してみました。

ここに、「戻るキーは大部分のアプリを終了し、ホームキーはスタンバイモードにする」と書いてありました。

また、試しにchromeを使用したあと戻るキーで終了しようとしたところ、開いた分だけページを戻ってから終了という動作になるため、数十回戻るボタンを押すことになりましたが、HOMEボタンで戻った後、タスクマネージャーを起動して「起動中のアプリ」の「終了」や、「RAM」の「メモリの消去」ボタンでも同じことができるようです。

試しに、メモリの消去をしてみました。
486MB使用していたメモリが、

 369MBまで減りました。

なお、このメモリの消去は、次回のアプリ起動に時間がかかったり、開いていたブラウザのタブが全て閉じたりなど、いくつかの弊害がありますが、長い移動時間などバッテリーを節約したいときにホームボタンを使わないバッテリー節約術は役立ちそうですね。

また、今回はchromeの暴走が原因で気づきましたが、他のアプリも同様に終了せずにバッテリーを消費し続ける可能性が有ります。

ICSにアップデートしたSC-05Dでバッテリー消費に悩んだ場合、ホームボタンを押さないバッテリー節約術を試してみてはいかがでしょう。